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「挨拶が変わった。」組織が変わり始めるサインは、意外と小さなことから始まります。

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先日、長野県のある企業様で、自律型人材育成プログラム第2回を実施してきました。

第1回のテーマは「主体性」。

そして今回のテーマは、**「心理的安全性を高めるコミュニケーション」**です。

研修前に社長から、こんな嬉しいお話を伺いました。

「研修後、社員の挨拶が変わりました。」

「本当に小さなことですが、挨拶を意識している姿が増えているんです。」

私は、この言葉がとても印象に残っています。

組織改革というと、大きな制度変更や新しい仕組みを思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし実際には、組織が変わる時は、こうした日々の小さな行動の変化から始まることがほとんどです。


主体性の次に必要なのは、「周りを動かす力」

主体性とは、

「自分で考え、自分で行動すること」。

しかし、それだけでは組織は変わりません。

リーダーに求められるのは、自分だけでなく、周りが動きやすい環境をつくることです。

そこで今回の研修では、コミュニケーションをテーマに、一方的な講義ではなく、ロールプレイやディスカッションを中心に進めました。

相手の目を見て話を聴く。

うなずく。

相づちを打つ。

相手の言葉を受け止める。

一つひとつは当たり前のことかもしれません。

でも、実際にやってみると、

「聞いているつもりだった。」

「次に何を話そうか考えていて、相手の話が入ってきていなかった。」

そんな気づきがたくさん生まれました。

知識ではなく、体験するからこそ、自分の癖に気づくことができます。


参加者の変化が何より嬉しかった

今回も、前回から実践してきたことを一人ずつ発表していただきました。

ある参加者は、

「家でも相手が喜びそうなことを先回りして行動するようになりました。」

その結果、

「ありがとう。」

と言われる機会が増えたそうです。

また別の参加者は、

以前ならマイナスに捉えていた出来事を、

「これにはどんな意味があるんだろう。」

と一度立ち止まって考えられるようになった、と話してくださいました。

私は主体性とは、

仕事だけで発揮するものではないと思っています。

普段の生活での考え方や行動が変わるからこそ、職場でも自然と周囲への関わり方が変わっていくのです。


心理的安全性は「安心して話せる空気」から生まれる

最近、「心理的安全性」という言葉を耳にする機会が増えました。

私はこれを、

「安心して相談できる関係性」

だと考えています。

その土台になるのが、

・笑顔で挨拶する

・相手の話を最後まで聴く

・相手を否定せず受け止める

そんな日々のコミュニケーションです。

特別な制度ではありません。

毎日の関わり方が、組織の空気をつくります。

だからこそ今回も、

「明日から現場で何を実践するか」

まで具体的に考えていただきました。


人材育成は、一度教えたら終わりではありません

今回改めて感じたのは、

人は一度話を聞いただけでは変わらないということです。

だからこそ、

学ぶ。

実践する。

振り返る。

改善する。

このサイクルを繰り返すことが大切です。

前回の研修から約1か月。

参加者の皆さんからは、すでに小さな行動変化がたくさん報告されました。

その積み重ねが、やがて組織の文化になります。

社員一人ひとりが自ら考え、行動し、周囲に良い影響を与えられるようになる。

その先には、社長が細かく指示を出さなくても、現場で売上と利益を生み出せる**「自走経営」**があります。

そんな未来を目指して、次回も参加者の皆さんと一緒に学びを深めていきたいと思います。

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