本日は、愛媛県松山で実施してきた
全プログラムの最終回研修でした。
外は雷が鳴り響く激しい雨。
しかし研修会場の中では、
それ以上に熱い議論が生まれていました。
実は今回、前日に松山入りし、
社長を含む研修参加メンバーの皆さんと
会食の機会をいただきました。
3時間があっという間。
楽しい会話とおいしい料理。
本当にありがたい時間でした。
こうした場で、参加者の背景や価値観を知ることができると、
翌日の研修の質が大きく変わります。
より相手に合わせた問いやディスカッションができるからです。
そして今回の研修では、
参加者からとても良い質問が出ました。
今日はその内容を少しご紹介したいと思います。
依存型人間は悪で、自律型人間は正義なのか?
研修の中で、こんな質問が出ました。
「依存型人間は悪で、自律型人間が正義なんですか?」
とても良い問いです。
結論から言うと、
そういう単純な話ではありません。
これは人格の善悪ではなく
成長段階の話です。
例えば新人。
入社したばかりで仕事が分からない状態で、
「自分で考えてやって」
と言われたらどうでしょう。
多くの人は困ります。
だから最初は
- 指示を受けながら学ぶ(依存)
- 経験を積む
- 自分で考え行動する(自律)
というプロセスで成長していきます。
これは、子どもが自転車に乗る練習と同じです。
最初は
親が後ろを支える。
慣れてきたら
少しずつ手を離す。
最後は
一人で走れる。
最初から
「一人で乗りなさい」
と言われたら転びます。
依存は悪ではありません。
ただし、
ずっと依存のままだと成長が止まる。
だから最終的に
自律型人材を目指そうと伝えています。
「ポジティブ」とは何か?
もう一つ出た質問があります。
「ポジティブって何ですか?」
これも非常に良い問いです。
多くの人は
ポジティブ
=明るい人
=元気な人
と思っています。
しかし研修で伝えているポジティブは
少し違います。
ポジティブとは
起きた出来事をどう捉えるか
という「解釈」の力です。
例えば、仕事でミスをしたとき。
Aさん
「やっぱり自分はダメだ」
Bさん
「ここで気づけて良かった。次はどう改善しよう」
起きた出来事は同じ。
しかし
未来は大きく変わります。
ポジティブと楽観主義の違い
ここで大事なポイントがあります。
それは
ポジティブと楽観主義は違う
ということです。
楽観主義
「なんとかなる」
ポジティブ
「どうすれば次は良くなるか」
つまり
楽観主義
→ 思考停止
ポジティブ
→ 行動につながる思考
研修では
建設的なポジティブ思考を大切にしています。
研修で一番うれしい瞬間
研修で一番うれしい瞬間は、
「いい質問」
が出るときです。
質問が出るということは
- 真剣に考えている
- 自分ごととして捉えている
- 学びを深めようとしている
という証拠だからです。
今回の松山での最終回は、
まさにそんな時間でした。
学びは「知ること」ではなく「考えること」
研修ではよくこうお伝えしています。
知っているかどうかではなく、
できているかどうか。
そしてもう一つ。
学びとは
答えをもらうことではなく、問いを持つこと。
今回の研修では
その問いがたくさん生まれました。
とても良い最終回だったと思います。
松山でご一緒した皆さま、
本当にありがとうございました。











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