徳島での全8日間プログラムを終えて
先日、徳島の企業さまで実施していた 全8日間の長期研修プログラム が、ついに最終日を迎えました。
最終日のテーマは「目標設定」。
私がこれまで多くの企業でリーダー育成に携わってきた中でも、
目標設定は“行動の質”と“成長のスピード”を決める最重要テーマ だと感じています。
今回のブログでは、最終日に扱った内容を
初めて読む方にもわかりやすくまとめていきます。
■ なぜ目標を立てるのか?
最初に参加者と話し合ったのは「目標を設定する意義」。
研修で出てきた意見はこうでした。
- 行動の質が上がる
- 優先順位が明確になる
- 振り返りができる
- 成長の実感が持てる
- チームの方向性がそろう
どれも本質を突いています。
私が研修で一番伝えたいのは、
目標は“達成するため”ではなく、“成長の循環を生み出すため”にある
ということ。
目標を立てることは、行動を変えるスイッチ。
行動が変われば成果が変わり、成果が変われば人は成長します。
■ 高すぎても低すぎてもダメ。“ギリ届く高さ”が鍵
目標設定には「ちょうどよい高さ」があります。
● 低すぎると → 退屈して続かない
● 高すぎると → 諦めて続かない
だからこそ私はいつもこうお伝えしています。
▶ “ギリギリ届くかどうか” を狙って設定しましょう
不安よりも期待が少しだけ勝つ高さ。
「頑張れば届くかもしれない」くらいの設定が、成長を最も加速させます。
今回の研修では、これまでの7日間で出てきた事例を全体で共有しました。
他の参加者の目標を見ることで、
- こんな視点があるのか
- この数値なら自分もできそう
- この表現を参考にしたい
と気づきが一気に広がり、質の高い目標が続々と生まれました。
人はゼロから考えるのが苦手でも、
「良い例」を見ると一気に言語化できるものです。
■ 数値化すると行動が変わる
目標設定に欠かせないのが “数値化”。
数値化すると、曖昧さがなくなり、行動が一気に具体化します。
例)
- 「売上を上げる」
→ 曖昧で行動につながらない - 「今月あと3件契約する」
→ やるべき行動が一瞬で見える
数値には、人の行動を変える力があります。
今回も参加者のみなさんの目標を数値化することで、
- 今日何をすべきか
- 今週どこまで進めるか
- どの行動が足りていないか
が明確になり、行動計画が一段とレベルアップしていました。
■ 目標が変われば、人も会社も変わる
最終日にお伝えしたメッセージはこちらです。
目標が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、成長する。
成長すると、やりがいが生まれる。
やりがいが生まれると、もっと工夫したくなる。
この成長の循環こそが、組織を強くする。
この成長サイクルが回り始めると、
個人もチームも会社も、確実に変わっていきます。
今回8日間参加された皆さんの表情の変化を見ながら、
その確信がさらに強くなりました。
■ 研修を通じて見えた“人が成長する共通点”
今回の長期プログラムでも改めて感じましたが、
成長する人には共通点があります。
- まずやってみる
- 人の良いところを素直にまねる
- 自分の言葉で目標を語れる
- 行動量を増やす努力を惜しまない
これは業種や役職に関係なく、誰にでも共通することです。
「できるかどうか」よりも、
“やると決めるかどうか” が分岐点。
そのスイッチになるのが、今日のテーマである“目標設定”でした。
■ 8日間、本当にありがとうございました
今回の徳島の企業さまの研修では、
参加者の皆さんが毎回少しずつ言葉に深みを増し、
行動が変わっていく姿を見られたことが、講師として何より嬉しい瞬間でした。
また次のステップでお会いできることを楽しみにしています。
■ 人材育成・リーダー研修に関心のある企業さまへ
私は 「行動なくして成長なし」 を信念に、
行動が変わる“超アウトプット型研修”を提供しています。
- 主体性向上
- 目標設定
- リーダー育成
- 新卒研修
- プロジェクト伴走型の長期研修
など、内容は企業ごとにカスタマイズ可能です。
もし、
- チームの雰囲気を変えたい
- 若手に主体性をつけたい
- 目標設定が形骸化している
- リーダー育成に課題がある
という企業さまがありましたら、お気軽にお問い合わせください。



この記事へのコメントはありません。